歯科インプラントの寿命は、10年経過で95%以上と言われています。長持ちさせるためには、正確な診断、処置、定期検診と患者自身の細かいケアが必要となっています。インプラント治療は保険適用外です。患者の口に適したインプラントのデザインをし、それに応じた費用が必要となっています。目安として、インプラント1本あたり40万円程度とされています。喫煙習慣のある人は、タバコに含まれるニコチンの影響によって毛細血管がキュっと収縮して血液の流れが悪くなっています。
血の巡りが悪くなりますと歯周病にもなりやすくなってインプラントの成功率も下がってきます。文献によって差はあるのですが、喫煙者のインプラント成功率は非喫煙者よりも約10%低くなっているようです。そのため、インプラント治療を受けようとする場合には、できるだけ禁煙、あるいは減煙をしてもらうというのが原則になっているようです。歯は、固定して動かないように思えますが、毎日少しずつ動いているものです。
噛み合わせは一定ではないと捉えておきましょう。逆に、インプラントの歯はほとんど変化がありませんから、インプラントを植立しますとアンバランスが生じることがあります。 インプラントは、長い期間使用し続けることができるものですが、残っている自分の歯に負担をかけない調整が必要となります。そのために、定期的な検診(歯科医師や歯科衛生士によるチェックおよびメンテナンス)が重要となるのです。
定期検診では、次のことを行います。噛み合せのチェック、歯周病のチェック、正しくケアができているかというチェック、そして骨の吸収が起こっていないかのチェックです。歯科インプラント自体のデメリットではありませんが、インプラントを行うにあたり、高いハードルとなるのがその高額な費用ではないでしょうか。歯科インプラント自体、まだ情報が十分に開示されていなくてライバルが少ないということも高額である要因になっているようです。