歯科インプラントにはたくさんのメリットがあって、他の治療法よりも天然歯に近い仕上がりとなりますが、あくまでもインプラントは人工の歯根です。インプラントの寿命は、大体10年だと言われています。ただし、歯磨きを怠ったり、口内環境が悪くなったりしますと、その限りではありません。しかも、インプラント周囲炎という病気になる恐れもあって、最悪の場合は抜くことになります。
異常を防ぐためには、インプラントの注意点を留意しておきましょう。治療後のアフターケアを定期的に受けることにより、口内環境を良い状態に保つことができ、長くインプラントと付き合えますし、身体全体の健康にも良いでしょう。歯科インプラントの治療後のアフターフォローも大変重要になってきますから、技術的にも人間的にも優秀な歯科医とめぐり合いたいものです。しかしながら、歴史が浅いということもあって、経験豊富な技術を有している歯科医を見つけ出すのは、まだまだ難しいというのが現状のようです。
近年はインターネットの恩恵に預かって、徐々にではありますが、歯科医自身のサイトから情報を得ることができるようになっています。インプラントと骨が結合する期間、歯肉が落ち着く期間、そして仮歯の取り付けた後に人工歯の部分が完成するまでの期間と、それぞれに月単位での時間を必要としています。大体4ヶ月から7ヶ月とされています。人間の治癒能力に頼る手術ですから、時間を短縮することはできないようです。
骨祖鬆症の方はインプラントを埋入してもインプラントがしっかりと骨と結合しない可能性があります。事前に、全身の状態を把握しておくことによって、術後、5年後、さらには10年後を見据えた治療を行うことができるのです。1965年、ブローネマルク教授が治療を行った最初の患者は、治療後40年近く経って当時のインプラントを使用してまま、最近亡くなったそうです。